💡この記事のポイント
✅ローソク足の窓開けで作られる「アイランドリバーサル」
✅高値圏と安値圏での出現はトレンド転換のサイン
✅日立製作所、アドバンテストで検証
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✅ローソク足の窓開けで作られる「アイランドリバーサル」
✅高値圏と安値圏での出現はトレンド転換のサイン
✅日立製作所、アドバンテストで検証
ローソク足の「離れ小島」に注目
アイランドリバーサルとは
日立製作所で検証
アドバンテストで検証
「離れ小島」を見つけたら相場の転換点かも
テクニカル分析にはたくさんの種類や考え方がありますが、どれもが絶対ではなく、100%信頼できるものはありません。場合によっては、何度も上昇や下落のサインに裏切られてしまうケースもあります。特に、頻繁に発生するシグナルには注意が必要です。
そんなテクニカル分析の中でも発生度が低く、比較的信頼度が高いと考えられているのが「アイランドリバーサル」という離れ小島のようなローソク足の形状です。

アイランドリバーサルは、チャート上でローソク足が「窓」を開けて上昇(または下落)したのち、今度は逆に「窓」を開けて下落(または上昇)した場合にできる離れ小島のようなチャート形状を指します。
窓とは、隣り合うローソク足の間にできる空白のこと。通常は、窓の空いた方向への勢いが強いと判断されますが、アイランドリバーサルの場合には、窓が開いた直後に逆方向の窓が開くことでトレンドが急激に変化したと考えます。アイランドリバーサルが高値圏で出現した場合には上昇トレンドから下落トレンドへ、安値圏で現れた場合には下落トレンドから上昇トレンドへの転換が予測されるものです。
なお、ローソク足が離れ小島のようになるアイランドリバーサルでは、島となるローソク足が単体の場合もあれば、複数で構成される場合もあります。一般的に少ない本数のローソク足で構成される場合ほど、反転の勢いは強いと判断されます。
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出所:TradingView
上の画像は、総合電機のトップ企業である日立製作所<6501>の日足チャートです。
今年の2月9日に窓を開けて上昇した株価は、翌日の10日に上場来高値6,039円をつけました。しかし、その2営業日後には窓を開けて下落し、高値圏でのアイランドリバーサルが出現。その後は下落トレンドへ転換し、3月30日には年初来安値4,388円まで売られました。
そして、その安値圏で再びアイランドリバーサルが出現し、今度は下落トレンドから上昇トレンドへと転換し、直近の株価は5,000円台を回復しています。
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出所:TradingView
上の画像は、半導体試験装置のアドバンテスト<6857>の日足チャートです。
今年1月29日に窓を開けて29,250円まで上昇しました。しかし、その翌日の1月30日には窓を開けて下落し、高値圏でのアイランドリバーサルが出現。その後は下落トレンドへ転換し、3月30日には窓を開けて下落し、翌3月31日には年初来安値19,720円まで売られました。
そして、翌4月1日には大きく窓を開けて反発し、安値圏で再びアイランドリバーサルが出現し。今度は下落トレンドから上昇トレンドへと転換し、直近の株価は29,000円台まで回復しています。
先ほどの日立製作所よりもハッキリとアイランドリバーサルでの反転が示された例となりました。
アイランドリバーサルの発生頻度は高くありませんが、高値圏や底値圏で出現した際は、トレンド転換のサインと見られています。このサインが現れたら、相場の反転を意識したいところです。しかし、確実なサインというわけではありませんので、他のテクニカルサインや企業業績なども組み合わせて判断に活用してください。
記事作成日:2026年4月24日