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阪神「アレのアレ」の影響で株高?驚きの経済効果の理由とは
阪神「アレのアレ」の影響で株高?驚きの経済効果の理由とは

阪神「アレのアレ」の影響で株高?驚きの経済効果の理由とは

 

プロ野球セ・リーグ優勝チームの阪神タイガースが、2023年11月5日にオリックス・バファローズに勝ち38年ぶりの日本一となりました。

 

岡田監督の「アレ」はユーキャン新語・流行語大賞の候補にノミネートされています。

 

阪神の優勝による経済効果WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を上回ると言われていますが、一体なぜでしょうか?

 

また、国内株式市場では「阪神が優勝した年と翌年は株高になる」というジンクスがあるといわれていますが本当なのでしょうか?

 

今回は阪神タイガースの経済効果国内株式市場との関係WBCを上回る経済効果の理由を解説していきます。

 

阪神タイガースが38年ぶりの日本一に

 

2023年11月5日、プロ野球セ・リーグ優勝チーム阪神タイガースがパ・リーグ優勝チームオリックスバファローズに勝ち38年ぶりに日本一になりました。

 

阪神タイガースは、岡田監督の「アレ」というリーグ優勝を意味する言葉がユーキャン新語・流行語大賞の候補にノミネートされたことも話題です。

 

関西大学の宮本勝浩名誉教授は、阪神タイガース 2023 年「アレ」(セ・リーグ優勝)の経済効果は関西地域において約 872 億 2,114 万円と公表しています。

 

さらに、アジア太平洋研究所(APIR)は2023年10月27日、プロ野球・阪神タイガースオリックス・バファローズのリーグ優勝による全国の経済波及効果が1,283億円に上るという推計結果を発表しました。

 

経済効果の内訳は、阪神が1,011億円オリックスが272億円です。

 

2023年3月に開催されたWBC経済効果推計654億円を上回っています。

 

上記の経済効果には以下の費用を基に算出されています。

球場観戦者による消費(チケット代、交通費、飲食費、グッズなどの購入費)

優勝セ-ル

球場外でのファンの飲食費・グッズなどの購入費

 

阪神タイガースは関西のファン人口が多いことで知られており、大阪府の阪神ファン人口は 137.1 万人です。大阪府の総人口 880 万人約 15%に上ります。

 

なお同調査によると関西以外にも全体のおよそ19.5%程度、阪神ファンが存在します。

 

筆者は北海道生まれ北海道育ちですが、2004年に日本ハムファイターズが北海道に本拠地を移すまでTVでは巨人対阪神戦がよく流れていたことから巨人ファンと阪神ファンが多い傾向がありました。

 

株式会社マクロミルと、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が行った「2023年スポーツマーケティング基礎調査」でも、全国的に巨人ファンと阪神ファンの人口が多いことが分かっています。

 

国内市場では阪神が優勝した年と翌年は株高になる?

国内株式市場では「阪神が優勝した年と翌年は株高になる」というジンクスがあるといわれています。

 

これまで阪神がリーグ優勝したのは1962年、64年、85年、2003年、05年計5回です。

 

阪神が優勝した年の翌年1月1日における前年比を見てみましょう。

 

優勝した年は6回中5回、優勝した翌年は5回中3回株価が前年に比べ上昇しています。

 

ただし、1964年と1965年は高度経済成長期で1985年と1986年はバブル景気の初期、2003~2006年は日本銀行の量的緩和政策と重なったという背景があります。

 

2023年は新型コロナウイルス感染症の規制緩和で11月6日時点では前年より株高となりました。2024年からは新NISAが始まりますので日本株の需要が高まり株高になるかもしれません。

  

上記のような背景があったとしても、阪神タイガースの優勝と株価に相関関係があるというジンクスは野球ファンにとっても投資家にとっても興味深い現象といえるでしょう。

  

なぜ阪神の経済効果はWBCを上回ったのか

 

3月に開催されたWBCは、応援するチームにかかわらず日本の野球ファンが侍ジャパンを応援していると思われますので阪神タイガースよりファン人口が多く経済効果が高いと推測されます。

 

なぜ阪神タイガースの優勝は、WBC優勝上回る経済効果となったのでしょうか?

 

ここからは筆者の個人的見解となりますが、理由としては以下の3つが挙げられます。

1. WBCが開催されたのは国内だけではないという地理的要因

2. 岡田監督のキャラクター

3. 38年ぶりという稀少性

 

野球の経済効果には球場観戦者によるチケット代や飲食代も含まれますが、WBCは日本だけではなくアメリカでも開催されました。よって球場観戦者の消費額分散されてしまったという地理的な要因があります。

 

加えて阪神タイガースは岡田監督の「アレ」「そらそうよ」などの発言が話題となり、公式グッズの「そら○○よ フェイスタオル」が人気で2023年に5月26日の初発売時には4日で売り切れました。監督が好きな「パインアメ」も人気です。

 

2023年6月時点には、グッズの売上額は前年同期比約50%増だったそうです。

 

WBCでもエンゼルス大谷選手の発言「憧れるのをやめましょう」が話題となりました。

 

しかし、公式グッズはDVDやレプリカユニフォームなどベーシックなものが多く大谷選手のユニークなグッズは限定的です。

 

そして「38年ぶり」という稀少性が、阪神ファンの購買行動に拍車をかけたと思われます。

  

まとめ

阪神タイガースの経済効果や、株価との関係について解説してきました。

 

阪神が優勝した年と翌年は株価が上がる」はあくまでジンクスですので、自身で経済情勢を把握しテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析などを行ってから投資を検討しましょう。

 

記事作成日:2023年11月6日

(DZHフィナンシャルリサーチ)

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