【今週のポイント】
・週明けのNYダウは約2週間ぶりに史上最高値を更新
・今週は、日米で金融政策を決定する会合が開催
・FOMC(連邦公開市場委員会)では、利下げが行われる見通し
・不透明要因となっている日米の会合を通過後は、株式市場の上昇なるか?
米国株
◎注目された大統領選挙のテレビ討論会では、ハリス副大統領「優位」との見方
◎週明けのNYダウは約2週間ぶりに史上最高値を更新
◎今週は、FOMC(連邦公開市場委員会)とパウエルFRB(連邦準備理事会)議長の会見に注目
◎利下げが0.5%か0.25%かが争点で、マーケットの乱高下も
日本株
◎好調な米国株に比べ、日本株は為替の円高推移が株価の重しに
◎為替が円安方向に動けば、輸出関連を含め、株式市場はリバウンドの可能性大
◎今週は、日銀の金融政策決定会合と植田日銀総裁の会見に注目
◎植田日銀総裁の会見でタカ派的な発言が出た場合には、株安と円高に要注意
【キーワード解説】不透明要因
◎選挙や金融政策などの重要イベントは株式市場の注目材料だが、結果が明らかになるまでは不透明要因とされる
◎株式市場は不透明要因を嫌うため、結果が出るまではさまざまな予測からマーケットは乱高下する傾向がある
◎ただ、イベント通過後は不透明要因が解消されることから買い安心感が台頭し、株式市場が上昇しやすい要因に
注目イベント(日本時間)
9月17日(火)
・米国:FOMC(連邦公開市場委員会/18日まで)
9月19日(木)
・米国:政策金利(FOMC)、パウエルFRB議長会見
・日本:日銀金融政策決定会合(20日まで)
9月20日(金)
・米国:決算発表(フェデックス)
・日本:政策金利(日銀金融政策決定会合)、植田日銀総裁会見、消費者物価指数
9月23日(月)
・米国:購買担当者景気指数(製造業および非製造業PMI)速報値