💡今週のポイント
✅マグニフィセント・セブンの株価が上昇、ナスダックは史上最高値を更新
✅利下げ期待継続で、米国株は高値圏で推移か
✅日本では、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の日本株買い増し期待も
✅円高ドル安には警戒が必要
米国株
◎先週は、マグニフィセント・セブンなどが好調で、ナスダックは史上最高値を更新
◎米国雇用統計は大きなサプライズなく通過で、利下げ期待は継続
◎米連邦公開市場委員会(FOMC)を翌週に控え、消費者物価指数(CPI)の発表に注目
◎今週は様子見ムードも広がりそうな中、米国株は高値圏で推移か
日本株
◎先週は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)による日本株の買い増し期待が浮上
◎来週の日銀金融政策決定会合は警戒材料だが、日本株の強い動きは継続か
◎年末にかけては、NISA(少額投資非課税制度)の年内非課税枠を消化するための駆け込み買いも期待
◎ただ、日米の金融政策会合を控え、為替市場での円高ドル安には要注意
【キーワード解説】マグニフィセント・セブン(M7)
・米国の巨大テクノロジー企業7社(アルファベット<GOOGL>、アップル<AAPL>、メタ・プラットフォームズ<META>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>、テスラ<TSLA>、エヌビディア<NVDA>)を指す言葉
・マグニフィセント・セブンは、すべてがナスダック市場に上場
・主要株価指数のS&P500の構成銘柄の内、この7銘柄でS&P500の時価総額の約3割を占める
・AI(人工知能)に関連する銘柄も多く、世界中の投資家から常に注目されている
注目イベント(日本時間)
12月9日(月)
・日本:景気ウォッチャー調査
12月10日(火)
・米国:決算発表(シースリー・エーアイ、オラクル)
12月11日(水)
・米国:消費者物価指数(CPI)
12月12日(木)
・米国:生産者物価指数(PPI)
・米国:決算発表(アドビ)
・日本:決算発表(セルソース、ダブル・スコープ、三井ハイテック)
12月13日(金)
・米国:決算発表(ブロードコム、コストコ・ホールセール)
・日本:日銀短観(第4四半期)