💡今週のポイント
✅今週は、日米で年内最後の金融政策会合が控えており注目されそう
✅パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見では、来年の利下げ見通しが焦点に
✅日銀金融政策決定会合で利上げ実施なら、日本株市場にはネガティブ要因
✅年末に向けては、日本株市場は中小型株が動きやすい傾向
米国株
◎足元では、ナスダック市場が好調も、NYダウは7営業日連続で「陰線」が出現
◎今週は、年内最後の大イベントである米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目
◎パウエルFRB議長の会見では、来年の利下げ見通しが焦点に
◎FOMC通過後は、市場関係者のクリスマス休暇入りで、全体の売買高は減少へ
◎ビットコイン(BTC)価格も上昇しており、トランプ新政権への期待から株式市場も強い動きが継続か
日本株
◎先週は、日経平均が一時4万円台を突破するなど、日本株市場はおおむね良好な展開
◎今週は、日米の政策金利が発表される19日が大きなヤマ場となりそう
◎日銀金融政策決定会合で利上げがあれば、株式市場にとってはネガティブ要因に
◎例年、年末相場は大型株の売買が減少する一方で、中小型株が動意づく傾向あり
【キーワード解説】陰線
・陰線は、株価チャートの「ローソク足」で、始値よりも終値が安い場合に表示されるもの
・陰線は、一般的には黒色で表示され、相場の勢いが弱いことを示す
・足元のNYダウは、7営業日連続で陰線が出現し、株価の下落が続いている
・2024年は、日経平均が11営業日連続の陰線を記録した
・逆に、始値よりも終値が高い場合には、一般的に白色の「陽線」が描かれる
注目イベント(日本時間)
12月16日(月)
・米国:購買担当者景気指数(製造業および非製造業PMI)
12月17日(火)
・米国:FOMC(連邦公開市場委員会/18日まで)
12月18日(水)
・日本:日銀金融政策決定会合(19日まで)
12月19日(木)
・米国:政策金利、パウエルFRB議長会見
・米国:決算発表(マイクロン・テクノロジー、フューエルセル・エナジー)
・日本:政策金利、植田日銀総裁会見
12月20日(金)
・米国:個人消費支出(PCE)
・米国:決算発表(フェデックス、ナイキ、カーニバル)
・日本:消費者物価指数
・日本:決算発表(日本オラクル)