【今週のポイント】
・年明けの米国株市場では、エヌビディア<NVDA>やテスラ<TSLA>が大幅上昇
・米国株市場では、トランプ次期政権に向けた期待感も浮上
・重要経済指標では、10日発表の米国雇用統計に注目
・上値の重い日本株市場では、押し目買い戦略が有効か
・今週は、ファーストリテイリング<9983>や安川電機<6506>が決算発表へ
米国株
◎年明けの米国株市場は良好な展開で、エヌビディアやテスラが大幅上昇
◎1月20日のトランプ次期政権スタートに向けて、新政策への期待感も
◎昨年12月に大きく下げたNYダウには自立反発の期待も
◎今週は、10日に発表される米国雇用統計に注目
日本株
◎大発会の日経平均は小幅上昇でスタートも上値の重い展開に
◎ただ、株価が下げる場面では押し目買いも見られる模様
◎今週は、ファーストリテイリングや安川電機の決算発表に注目
◎引き続き、日本株市場は、米国株市場や為替市場の動きに敏感に反応か
【キーワード解説】自律反発
・ゴムボールを地面に落とすと、その弾力で反発するように、急速に下げた相場が下げ過ぎの反動で特に大きな理由がなくても自律的に反発すること
・下落が続くと、割安感や「そろそろ戻るのでは」という思惑から買いが入り自律反発となるケースがある
・NYダウは昨年12月4日高値45,073.63ドルから12月20日安値42,146.33ドルまで6.5%下落しており、自律反発の期待も
注目イベント(日本時間)
1月6日(月)
・米国:購買担当者景気指数(非製造業PMI)
1月7日(火)
・米国:ISM非製造業景気指数
1月8日(水)
・日本:決算発表(エービーシー・マート)
1月9日(木)
・米国:FOMC議事録(12月開催分)
・日本:決算発表(セブン&アイ・ホールディングス、ファーストリテイリング)
1月10日(金)
・米国:米国雇用統計
・米国:決算発表(デルタ・エアラインズ、ブラックロック、ユナイテッドヘルス・グループ)
・日本:景気動向指数(速報値)
・日本:決算発表(ローツェ、良品計画、安川電機)