FOMC/日銀金融政策決定会合/米国雇用統計/決算発表【今週のマーケット展望】
【今週のポイント】
・FOMC(連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合など、日米の金融政策に注目
・米国に続き、日本も本格的な決算発表シーズンに突入
・米国雇用統計など、金融政策に影響を与える重要経済指標が発表へ
【キーワード解説】
好決算
◆米国株
◎先週は、アマゾン・ドットコムやインテルが好決算を発表で株価が上昇
◎ただ、長期金利の高止まりや中東の地政学リスクで株式市場は軟調に推移
◎今週は、FOMC(連邦公開市場委員会)と会合後のパウエルFRB議長の会見に注目
◎米国雇用統計やISM製造業景気指数など、重要経済指標の発表も多い週に
◆日本株
◎米国株市場や中東情勢など、引き続き、日本株は外部要因に影響を受けそう
◎今週から来週にかけて、日本企業は本格的な決算発表シーズンに突入
◎アナリスト予想などを上回る好決算を発表した企業が人気化することになりそう
◎日銀金融政策決定会合の内容や植田日銀総裁の会見に注目
【キーワード解説】好決算
◎決算発表では、営業利益や経常利益、今後の業績見通しなどが発表される
◎業績の良好な推移は大切だが、株価にとっては事前の市場予想との比較がポイント
◎会社の見通しに加え、株式アナリストなどの予想を上回れば、株価にとってはプラス要因
◎たとえ業績がよくても、事前予想を下回る決算なら、株価にとってはマイナス要因に
◆注目イベント(日本時間)
10月30日(月)
・日本:日銀金融政策決定会合(31日まで)
・日本:決算発表(日本電気、パナソニックホールディングス、TOTO、アンリツ、オリエンタルランド、東海旅客鉄道、三菱自動車工業)
10月31日(火)
・米国:FOMC(1日まで)
・米国:決算発表(ピンタレスト、キャタピラー、ファイザー、コグネックスコーポレーション)
・日本:植田日銀総裁の会見
・日本:決算発表(アドバンテスト、村田製作所、デンソー、三菱電機、東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道、商船三井、三井物産、SCREENホールディングス、カルビー、日本航空、ANAホールディングス、第一三共、ニチレイ、日本たばこ産業、塩野義製薬、レーザーテック)
11月1日(水)
・米国:決算発表(アムジェン、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、ヤム・ブランズ、エスティ・ローダー、CVSヘルス、クアルコム、ジロー・グループ、ファーストリー、ペイパル、ロク、エアビーアンドビー、クラフト・ハインツ、ドアダッシュ、メルカドリブレ、レモネード)
・日本:決算発表(トヨタ自動車、アステラス製薬、日本製鉄、TDK、ローム、京セラ、オリックス、ヤマトホールディングス)
11月2日(木)
・米国:FRB政策金利発表、パウエルFRB議長会見
・米国:決算発表(アップル、スターバックス、ブロック、クラウドフレア、ドラフトキングス、ゾエティス、モデルナ、ショピファイ、ペロトン・インテラクティブ、フェラーリ、サザン、コノコフィリップス、イーライリリー)
・日本:決算発表(丸紅、川崎汽船、三菱商事、住友商事、キッコーマン、コナミグループ、ヤマダHD、KADOKAWA)
11月3日(金)
・米国:米国雇用統計
・米国:決算発表(ブッキング・ホールディングス、マイクロチップ・テクノロジー)