PER(株価収益率)
◎PER(株価収益率)とは、株価が割安か割高かを判断するための指標の一つです
◎PERは「Price Earnings Ratio」の略で、「ピーイーアール」と読みます
◎PERは株価が会社の一株当たり利益(EPS)に対して「何倍で取引されているか」を示し、「PER〇倍」と表します
◎一株当たり利益(EPS)とは、会社の当期純利益を発行済株式数で割った値のことです
◎PERが低いと株価は割安ですが、成長期待が低いと見られているという側面もあります
◎逆にPERが高いと成長期待が大きい企業ですが、期待が過剰なら割高となり株価下落のリスクもあります
◎PERは会計基準の違いがあるため海外企業との比較には適さないため、主として国内同業他社との比較や、その企業の過去のPERとの比較などに利用されます
◎東証プライム市場1,352社の平均PERは20.4倍で、規模別の平均PERは、大型株23.1倍、中型株17.7倍、小型株14.5倍となっています(2024年11月末時点)
◎目安として一般的にはこの平均的なPERから大きく下回っていれば割安、大きく上回っていれば割高と考えられます