エヌビディア<NVDA>
◎2024/7/22(月)終値123.54ドル+5.61ドル
◎報道で、次世代AI(人工知能)向け製品「ブラックウェル」が米国の輸出規制に対応した中国向け製品を準備していると伝えられ買われました
◎同社はこれまでも中国向けに規制強化に合わせたモデルを開発してきましたが、次世代の先端品でも規制に触れないモデルを準備しているようです
◎また、米国の投資銀行が同社の目標株価を120ドルから140ドルに引き上げたことも背景にあるようです
◎さらに6月の上場来高値から7月18日の安値まで約17%下落していることから、一旦押し目買いが入りやすい状況だったようです
◎トランプ氏銃撃事件から台湾発言、クラウドストライクシステム障害、バイデン氏大統領選撤退と混乱要因が相次いだ状況から、やっと一服ついた形です
◎輸出規制や政治的懸念は引き続き気になるものの、同社は2024年1月期の同社のデータセンター総売上高のうち中国が占める割合は14%で、前年の19%から減少していて、他の地域での強い需要によって輸出規制のダメージは相殺されると述べています
◎株価は6月20日史上最高値140.76ドル以降は弱い展開が続いていましたが、7月17日以降は116ドル台で下げ止まり、この日は一時124.07ドルまで上昇しました