【株価が動いた理由】ナスダック総合指数

【株価が動いた理由】ナスダック総合指数

ナスダック総合指数

  

◎2024/7/24(水)終値17,342.41ポイント-654.94ポイント

◎アルファベット<GOOGL>とテスラ<TSLA>の決算発表が嫌気され、大型ハイテク株中心に大幅安となり、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は前日比-3.63%と2022年10月以来の下落率となりました

◎NYダウは前日比-1.24%、S&P500は前日比-2.31%でした

◎グーグルの親会社であるアルファベットは広告の成長が鈍化していることで前日比-5.03%の大幅安、電気自動車メーカーのテスラは4四半期連続で期待外れの決算と自動運転ロボタクシーの先行き懸念で前日比-12.33%の急落となりました急落となりました

◎マーケットのけん引役だったハイテク株の決算が期待外れで、先行き警戒感が広がったようです

◎これにより、米ビッグテック「マグニフィセント・セブン」も総崩れとなりました。エヌビディア<NVDA>-6.80%、メタ・プラットフォームズ<META>-5.61%、マイクロソフト<MSFT>-3.58%、アマゾン・ドットコム<AMZN>-2.99%、アップル<AAPL>-2.87%

◎また、ニューヨーク連銀前総裁が7月30〜31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを始めるべきと述べ、景気減速懸念が高まったことも背景にあるようです

◎一方、目先はハイテク株の持ち高調整で売られやすいものの、AI(人工知能)の導入により先進的なソフトウェアへの企業支出が増え、それを支える半導体も増えるため、S&P 500ハイテク部門は今後2年間で年間15%の増益が見込まれる、と見る向きもあるようです

◎ナスダック総合指数は、2022年12月安値10,207.47ポイントから今年7月11日史上最高値18,671.07ドルまで上昇し、この日は一時17,313.52ドルまで下落しました。高値から約7.3%の下落となりました

公開日:2024.7.25

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