インテル<INTC>
◎2024/8/2(金)終値21.48ドル-7.57ドル
◎1日取引終了後に発表した決算が嫌気され、前日比-26%超の急落となりました
◎2024年4-6月期当期利益が16億1,000万ドルの赤字(前年同期14億8,100万ドルの黒字)となり、一株当たり利益0.02ドルは市場予想0.1ドルを大きく下回りました
◎主力のパソコン向けや半導体受託生産(ファウンドリー)は前年同期比増収となりましたが、データセンター向けやネットワーク向けが減収となりました
◎また、2024年7-9月期売上高予想125億~135億ドルが市場予想144億3,000万ドルを下回り、一株当たり利益予想が0.03ドルの赤字と市場予想0.31ドルを大きく下回り、赤字見通しとなったことも嫌気されたようです
◎7-9月期は人工知能(AI)半導体の開発費用などコスト増が収益を圧迫するとの見通しが背景にあるようです
◎冴えない業績推移を受けて、今期の設備投資を当初計画から20%減らすことや、従業員の15%(約15,000人)を削減するコスト削減策を発表しました
◎加えて、2024年10-12月期から配当を一時停止することも発表され、売り材料視されたようです
◎株価は2023年12月高値51.28ドルから今年5月8日安値29.73ドルへ下落後、7月17日高値37.16ドルへ上昇しましたが、この日は一時20.42ドルまで下落しました