NYダウ
💡株価が動いたポイント
✅2026/11/5(木)終値51,523.06ドル-1,833.06ドル
✅始値53,679.01ドル、高値53,710.61ドル、安値51,486.82ドル
✅年初来高値54,744.33ドル、年初来安値45,057.28ドル
✅米中間選挙で民主党が大勝したことを受け、データセンター建設への規制強化によってAI関連の需要が減速するとの警戒が強まり、前日比-3.43%の大幅安となりました
◎米中間選挙では、大規模なデータセンター建設が進むテキサス州などで、建設の抑制を掲げる民主党候補が勝利し、計画の遅れや建設コストの上昇を懸念した売りが広がったようです
◎また、AIへの巨額投資に見合う利益を確保できるのかとの不安が以前からくすぶっていたことに加え、株価上昇を見込んで買っていた投資家の売りが加速したことも、下げ幅を広げる要因となったようです
◎NYダウ採用銘柄では、AI向け半導体の需要減速が警戒され、エヌビディア<NVDA>-9.25%が急落したほか、シスコシステムズ<CSCO>-7.61%、キャタピラー<CAT>-6.36%なども大きく下落しました
◎前日に大幅上昇していた大型ハイテク株にも売りが広がり、マイクロソフト<MSFT>-3.57%、アルファベット<GOOGL>-2.2%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>-2.18%がそろって下落しました
◎さらに、金融株のゴールドマン・サックス・グループ<GS>-6.36%やビザ<V>-3.2%、医薬品大手のアムジェン<AMGN>-3.8%なども売られ、幅広い業種に下落が波及しました
◎NYダウ採用30銘柄すべてが値下がりし、前日の+1,569.4ドル高を上回る下落となり、1日の下げ幅は2025年4月以来、約1年7カ月ぶりの大きさとなりました
◎NYダウに採用されていない銘柄では、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>-17.26%、マイクロン・テクノロジー<MU>-17.45%、ブロードコム<AVGO>-10.43%、インテル<INTC>-10.33%などの半導体関連株が急落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も-12.24%安となりました
◎また、データセンター関連の設備投資が減速するとの懸念から、デル・テクノロジーズ<DELL>-14.89%が大幅安となったほか、メタ・プラットフォームズ<META>-3.95%やテスラ<TSLA>-10.77%などにも売りが広がりました
◎クアルコム<QCOM>-9.49%は、2026年10-12月期の一株当たり利益の見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、半導体株全体の下落も重荷となったようです
◎アーム・ホールディングス ADR<ARM>-13.07%も、2026年7-9月期決算で半導体の販売に応じて得られる収入が市場予想に届かなかったことなどから、大幅安となりました
◎一方、NYダウ非採用銘柄のなかでも、コストコ・ホールセール<COST>+1.82%は10月の既存店売上高が好調だったことが好感され、タペストリー<TPR>+7.07%は好決算と通期業績見通しの引き上げを受けて買われました
◎米国株全体にも売りが広がり、ナスダック総合株価指数は-5.52%、S&P500種株価指数も-4.35%の大幅安となりました
◎ナスダック総合株価指数は10月6日に付けた最高値から11.9%下落し、一般的に高値から10%以上下落すると「調整局面入り」とされることから、株式市場の先行きへの警戒感が一段と強まったようです
