【株価が動いた理由】日立製作所

【株価が動いた理由】日立製作所

日立製作所<6501>

 

◎2024/8/16(金)終値3,660円+264円

米国株高や円安ドル高の進行で全面高となり、同社も前日比7%超の上昇となりました

◎前日の米国市場では米小売売上高や新規失業保険申請件数といった経済指標の結果から景気減速懸念が和らぎ、景気敏感株など幅広く買われ、東京市場でもその流れを引き継いだようです

◎さらにドル円相場が一時149.30円台まで上昇し、その後も148円台後半で推移していることから同社やトヨタ自動車<7203>など輸出関連株中心に買われました

◎また、米系証券会社の著名ストラテジストが「日本株の調整局面は海外勢の買いの好機」と述べたことが報じられ、そのニュースの中で、海外勢が株式保有を拡大している銘柄の1つとして日立が挙げられたことも市場関係者の間で注目されたようです

◎ストラテジストは、日本株が先週大きく売り込まれたのは日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)に問題があるためではないとの見方を示した上で、投資家はこの株価調整局面を買いの機会として生かすべきだと指摘しました

◎さらに「海外勢の日本株への関心は実際に、顕著に高まっている」との見方も示しました

◎同社は7月31日に決算を発表しましたが、証券各社からおおむね評価されており、買い推奨や目標株価の引き上げが相次いでいます

◎上記の著名ストラテジストが所属する米系証券会社では投資判断を「買い」とし、目標株価を現在の株価水準よりも3割程度高い4,850円としています

◎株価は7月11日高値3,892円から8月5日安値2,584円へ下落、その後は反発する動きとなっており、この日は終値がその日の最高値で終える高値引けとなりました

公開日:2024.8.16

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