【株価が動いた理由】日経平均-4.03%~米半導体株安や地政学リスクへの警戒から一時4,000円超安の急落

【株価が動いた理由】日経平均-4.03%~米半導体株安や地政学リスクへの警戒から一時4,000円超安の急落

日経平均

💡株価が動いたポイント

✅2026/07/17(金)終値64,141.12円-2,694.42円

✅始値66,339.85円、高値66,441.77円、安値62,704.6円

✅年初来高値72,831.73円、年初来安値50,558.91円

✅米半導体株安や中東情勢への警戒からリスク回避の売りが加速し、前日比-4.03%安となり、一時4,000円を超える急落となりました


 

◎前日の米国市場で、台湾セミコンダクター(TSMC)の2026年4-6月期決算が市場予想を上回ったものの好業績は織り込み済みと受け止められ下落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が-4.28%下落した流れを受け、東京市場でもAI/半導体関連株が軒並み売られました

キオクシアホールディングス<285A>-16.1%が特許訴訟の敗訴も嫌気されストップ安となったほか、ソフトバンクグループ<9984>-9.01%、東京エレクトロン<8035>-8.17%、アドバンテスト<6857>-7.2%など、値がさハイテク株が大きく売り込まれ、相場全体を下押ししたようです

◎世界的なAI投資への過度な成長期待が後退し利益確定売りが広がったことに加え、米国とイランの対立など中東情勢の悪化による原油価格上昇への警戒感や、18日からの3連休を前に利益確定目的の売りが広がったようです

◎相場の地合い悪化や先高期待の後退から野村ホールディングス<8604>-5.33%、大和証券グループ本社<8601>-5.12%など証券株が売られたほか、ROE(自己資本利益率)15%を目指す方針が報じられたものの売られた三菱電機<6503>-5.22%など、全体的に売りが優勢となりました

◎一方で、中東情勢の不透明感から運賃が高止まりするとの思惑で川崎汽船<9107>+3.03%、日本郵船<9101>+3%、商船三井<9104>+1.58%などの海運株が買われました

◎他にも、ポーランドのコンビニ最大手への出資に向けた協議が報じられたセブン&アイ・ホールディングス<3382>+3.64%が買われたほか、半導体メモリー価格の上昇一服思惑から任天堂<7974>+3.02%、バンダイナムコホールディングス<7832>+1.97%、コナミグループ<9766>+3.57%などのゲーム関連株や、ニチレイ<2871>+5.38%、テルモ<4543>+2.74%、キッコーマン<2801>+2.14%など、AI関連株と相関が低い内需やディフェンシブ銘柄には資金シフト的な買いが向かったようです

◎日経平均採用銘柄の内、157銘柄が下落、66銘柄が上昇、変わらずが2銘柄となりました