NY見通し-反発か 決算発表はネットフリックスなど
今晩は反発か。昨日は蘭ASMLが発表した決算の内容が市場予想を下回ったことで、エヌビディアをはじめとして、他の半導体関連銘柄にも売りが波及。フィラデルフィア半導体(SOX)指数が3%を超える下落となり、投資家のセンチメントを冷やしたことで、ダウ平均は45.66ドル安(-0.12%)と反落した。S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.58%安、1.15%安。エヌビディアが4%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が6%安となるなど半導体株が全般に売られ、主要指数のなかでナスダックの下げがきつかった。
今晩は反発か。引き続き中東の地政学リスクや金利高が懸念されるものの、17日引け後に米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが米国政府から61億ドルの補助金を受け取る見通しと伝わり、時間外で2%近く上昇するなど明るい材料も見られる。半導体関連株については、台湾TSMCの1Q決算は好調と確認できた。この後発表されるガイダンスでも堅調さが確認されれば、前日売られた反動から買い戻される展開となりそうだ。
今晩の米経済指標は新規失業保険申請件数、4月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、3月米景気先行指標総合指数、3月米中古住宅販売件数。企業決算は寄り前にD.R.ホートン、スナップオン、ブラックストーン、キーコープなど。引け後にネットフリックスなどが発表を予定。(執筆:4月18日、14:00)