NY見通し-ホーム・デポの決算や7月小売売上高などの経済指標に注目
今晩はホーム・デポの決算や7月小売売上高などに注目。昨日はモルガン・スタンレーが買い推奨を継続したエヌビディアが7.09%高と5日ぶりに大幅反発し、マイクロン・テクノロジー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなども4~6%高となったことで主要3指数がそろって上昇。ナスダック総合が1.05%高、S&P500は0.58%高とともに3日ぶりに反発し、ダウ平均も0.07%高と小幅ながら3日続伸した。ただ、注目度の高い経済指標や決算発表はなく、取引は低調だった。
今晩の取引では米国の消費動向を巡り、寄り前に発表されるホーム・デポの決算やガイダンス、7月小売売上高などの経済指標に注目が集まる。米国経済はリセッション懸念が後退し、ソフト・ランディング期待が高まっているが、小売株の決算やガイダンス、小売売上高などが良好な結果となれば安心感が広がりそうだ。
今晩の米経済指標は7月小売売上高のほか、8月NY連銀製造業業況指数、7月輸入物価、8月NAHB住宅市場指数など。企業決算は寄り前にホーム・デポ、カーディナルヘルス、引け後にアジレント・テクノロジーなどが発表予定。(執筆:8月15日、14:00)