NY見通し-貿易交渉進展期待で堅調か FOMC後のパウエルFRB議長発言に注目

NY見通し-貿易交渉進展期待で堅調か FOMC後のパウエルFRB議長発言に注目

 今晩は貿易交渉進展期待で堅調か。昨日はトランプ米大統領がカナダのカーニー首相と会談したが、「必ずしも合意に至る必要はない」としたことで貿易交渉の不透明感が強まり主要3指数がそろって下落。ダウ平均が389.83ドル安(-0.95%)、S&P500が0.77%安、ナスダック総合が0.87%安とそろって2日続落した。引け後の動きではベッセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が今週スイスで中国側と貿易問題で協議をすると発表された。

 

 今晩の取引では米中が今週スイスで貿易協議を正式に開始することで、貿易問題の進展期待が相場の支援となりそうだ。米中協議開始のニュースを受けてアジア時間ではダウ平均先物など指数先物がそろって上昇しており、3日ぶりの反発が期待できそうだ。取引時間午後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表される。今FOMCでは政策金利の据え置きがほほ確実視されているが、会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見で、利下げや経済動向を巡るパウエルFRB議長発言に要注目となる。

 

 今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見のほか、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫、3月消費者信用残高など。企業決算は寄り前にウォルト・ディズニーウーバー・テクノロジーズ、引け後にオキシデンタル・ペトロリアム、スカイワークス・ソリューションズなどが発表予定。(執筆:5月7日、14:00)

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