NY見通し-貿易交渉進展期待で引き続き堅調か

NY見通し-貿易交渉進展期待で引き続き堅調か

 今晩は貿易交渉進展期待で引き続き堅調か。昨日は米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が予想通り据え置かれ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が関税によるスタグフレーションの可能性に言及したものの、今週行われる米中貿易交渉への期待や、トランプ政権がAI半導体の輸出規制を撤廃することを検討しているとの報道が好感され主要3指数がそろって上昇。ダウ平均が284.97ドル高(+0.70%)、S&P500が0.43%高、ナスダック総合が0.27%高と、そろって3日ぶりに反発した。

 

 今晩の取引では週末にスイスで行われる米中貿易協議や、米政権のAI半導体の輸出規制を撤廃検討報道を追い風に引き続き堅調な展開か。昨日のFOMCではパウエルFRB議長がスタグフレーションの可能性に言及したものの、足もとの米経済は堅調だとの見方を示した。今晩は寄り前に新規失業保険申請件数が発表予定で、前週発表分の24.1万件から23.0万件に減少が見込まれている。予想通りの強い内容となれば安心感が広がりそうだ。

 

 今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数のほか、3月卸売在庫、米30年債入札など。企業決算は寄り前にケンビュー、タペストリーコノコフィリップス、ワーナー・ブロス・ディスカバリー、引け後にパラマウント・グローバル、ニューズ・コーポレーション、アカマイ・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:5月8日、14:00)

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