NY見通し-上値の重い展開か 4月PPIなどの経済指標に注目

NY見通し-上値の重い展開か 4月PPIなどの経済指標に注目

 今晩は上値の重い展開か。昨日はコミュニケーション、IT株などが上昇した一方、ヘルスケア株が大幅に続落したほか、素材、不動産、エネルギーなども下落。S&P500採用の503銘柄は148銘柄が上昇し、352銘柄が下落した。ナスダック総合が0.72%高と6営業日続伸し、S&P500も0.10%高と小幅ながら3日続伸した一方、ダウ平均は89.37ドル安(-0.21%)と2日続落した。

 

 今晩の取引では貿易問題での米中の緊張緩和や、ハイテク株のモメンタムが復活したことが支援となることが期待される一方、ナスダック総合が6日続伸したことや、足もとで米10年債利回りが上昇していることなどで上値の重い展開か。経済指標では寄り前に新規失業保険申請件数や4月生産者物価指数(PPI)が発表予定で、足もとの労働市場や物価動向、それを受けた米10年債利回りの動向が焦点となりそうだ。消費動向を巡っては、寄り前に発表されるウォルマートの決算やガイダンスにも要注目となる。

 

 今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、4月生産者物価指数(PPI)のほか、5月NY連銀製造業業況指数、5月フィラデルフィア連銀業況指数、4月鉱工業生産、5月NAHB住宅市場指数など。企業決算は寄り前にディアウォルマート、引け後にアプライド・マテリアルズ、テイクツー・インタラクティブが発表予定。(執筆:5月15日、14:00)

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。