NY見通し-上値の重い展開か 5月製造業・サービス業PMIなどの経済指標に注目

NY見通し-上値の重い展開か 5月製造業・サービス業PMIなどの経済指標に注目

 今晩は上値の重い展開か。昨日は大型減税法案による財政赤字拡大懸念や弱い米20年債入札結果を受けて長期金利が上昇したことで、ダウ平均が816.8ドル安(-1.91%)、S&P500が1.61%、ナスダック総合が1.41%安と、主要3指数がそろって大幅に2日続落した。米10年債利回りは前日の4.481%から一時4.6%台に上昇し、米30年債利回りは一時2023年10月以来となる5.09%台まで上昇した。

 

 今晩の取引では財政赤字の拡大懸念やそれを受けた米長期債利回りの上昇が引き続き相場の重しとなることが予想される。ただ、主要3指数がそろって週初来で2%近く下落したことで、押し目買いが下値支援となることも期待される。足もとではトランプ関税による景気後退(リセッション)懸念も強まっており、5月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値や4月中古住宅販売件数などの経済指標にも要注目となる。

 

 今晩の米経済指標・イベントは5月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、4月中古住宅販売件数、5月カンザスシティー連銀製造業活動指数など。企業決算は寄り前にアナログ・デバイセズラルフローレン、引け後にデッカーズ・アウトドア、コパート、ロス・ストアーズ、インテュイットオートデスクなどが発表予定。(執筆:5月22日、14:00)

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