NY見通し-米中貿易協議と中小企業の景況感に注目

NY見通し-米中貿易協議と中小企業の景況感に注目

 今晩は米中貿易協議と中小企業の景況感に注目。昨日は米中貿易交渉の進展期待を背景に半導体株などが上昇したものの、週内の5月消費者物価指数(CPI)や5月生産者物価指数(PPI)などのインフレ指標の発表を控えた様子見姿勢が強まり、総じて小幅な動きとなった。スダック総合が0.31%高と続伸し、S&P500も0.09%高と小幅の2日続伸した一方、ダウ平均は1.11ドル安(0.00%)とほぼ横ばいで終了した。

 

 今晩の取引では2日目となる米中貿易協議の行方が引き続き注目されるほか、トランプ関税の影響をより大きく受けるとされる中小企業の景況感を巡り、寄り前に発表される5月NFIB中小企業楽観度指数にも注目が集まる。NFIB中小企業楽観度指数の市場予想は95.9と4月の95.8からほぼ横ばいが見込まれているが、予想以上の悪化となればトランプ関税による景気減速懸念が強まることが警戒される。

 

 今晩の米経済指標・イベントは5月NFIB中小企業楽観度指数など。企業決算は寄り前にJMスマッカーが発表予定。(執筆:6月10日、14:00)

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