今週のNY市場は第2四半期決算や、主要貿易相手国との関税交渉に注目。先週はダウ平均が29.32ドル安(-0.07%)と小幅に2週続落した一方、S&P500が0.59%高、ナスダック総合が1.51%高と反発した。新規失業保険申請件数や6月小売売上高などが予想を上回る強い結果となり景気減速懸念が和らぐ中、発表がスタートした第2四半期決算発表が総じて良好な結果となったことが支援となった。S&P500は15,17,18日の連日で取引時間中の史上最高値を更新し、ナスダック総合もほぼ連日で取引時間中の史上最高値を更新し、終値では5日連続で最高値を更新した。
今週は発表が本格化する第2四半期決算や、主要貿易相手国との関税交渉の行方が焦点となりそうだ。決算発表はアルファベット、テスラなどマグニフィセント・セブンの一角のほか、ベライゾン・コミュニケーションズ、ゼネラル・モーターズ、コカ・コーラ、IBM、インテルなどS&P500採用の110銘柄以上が発表予定で、決算結果やガイダンスに注目が集まる。関税問題を巡っては、8月1日にトランプ関税延期の期限を迎える中、主要貿易相手国との交渉の行方が注目される。ラトニック商務長官は日曜日、8月1日を各国が関税の支払いを開始する「厳格な期限」と表明したが、8月1日以降も協議継続が可能だとも付け加えた。経済指標では6月景気先行指数、6月中古住宅販売件数、7月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値などが発表予定で足もとの景気動向や景況感が注目される。
今晩の米経済指標・イベントは6月景気先行指数など。企業決算は寄り前にドミノ・ピザ、ベライゾン、フリーポート・マクモラン、引け後にNXPセミコンダクターズなどが発表予定。(執筆:7月21日、14:00)