今晩は上値の重い展開か。昨日は関税交渉で米国と日本が合意に至ったことや、EUとも合意が近いとの報道が好感され主要3指数がそろって大幅に上昇。ダウ平均は507.85ドル高(+1.14%)の45010.29ドルで終了し、12月4日に付けた終値の過去最高値に肉薄した。S&P500も0.81%高まで上昇後、0.78%高で終了し、取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ナスダック総合は0.61%高と反発し、終値で初めて21000ポイントを上回った。引け後の動きでは第2四半期の売上高と利益が予想を上回ったアルファベットが時間外で約2%上昇した一方、テスラは決算が予想を下回り、時間外で4%超下落した。IBMもソフトウェア収入が予想を下回り、株価は時間外で5%超下落した。
今晩の取引では米国と日本が関税交渉で合意に至り、EUなどとの関税合意期待が引き続き相場の支援となりそうだ。一方、決算発表銘柄では、マグニフィセント・セブンの一角のアルファベットが予想を上回る決算を発表し、今晩の取引で上昇が期待されるものの、テスラやIBMの下落が見込まれるほか、主要3指数が史上最高値圏にあることで高値警戒感が強まることも予想され、底堅いながらも上値も重い展開か。経済指標では新規失業保険申請件数、7月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、6月新築住宅販売件数などが発表予定で、労働市場の動向や景気動向にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは6月建設許可件数改定値、 新規失業保険申請件数、7月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、6月新築住宅販売件数など。企業決算は寄り前にユニオン・パシフィック、ハネウェル・インターナショナル、ダウ、引け後にニューモント、インテルなどが発表予定。(執筆:7月24日、14:00)