今晩は堅調か。昨日は米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利が据え置かれたが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会合後の記者会見で9月利下げは未定だと発言したことで利下げ期待が後退。米10年債利回りが上昇し、米国株は売りに押された。ナスダック総合が0.39%安まで下落後、0.15%高と小幅に反発して終了したが、ダウ平均は一時370ドル超下落し、171.71ドル安(-0.38%)と3日続落して終了。S&P500も0.54%安まで下落し、0.12%安と小幅に2日続落した。引け後の動きでは4-6月期が予想を上回ったマイクロソフトが時間外で8%超上昇。メタ・プラットフォームズも好決算や強い見通しを発表し、時間外で11%超上昇した。
今晩の取引では9月利下げ期待が後退したことや、引け後にアップル、アマゾンの決算発表、金曜日に7月雇用統計、7月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を控えていることが上値圧迫要因となることが予想されるものの、昨日引け後に決算を発表したマイクロソフトやメタ・プラットフォームズの大幅高が見込まれることで、ハイテク株を中心に堅調な展開か。経済指標ではFRBがインフレ指標として注視する7月個人消費支出(PCE)価格指数のほか、新規失業保険申請件数の発表もあり、利下げ見通しを巡りインフレや労働市場の動向にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは7月個人消費支出(PCE)価格指数、新規失業保険申請件数のほか、7月チャレンジャー企業人員削減数、4-6月期雇用コスト指数、7月シカゴ地区購買部協会景気指数など。企業決算は寄り前にCVSヘルス、バイオジェン、アッヴィ、引け後にアップル、アマゾンなどが発表予定。(執筆:7月31日、14:00)