今晩は7月雇用統計に注目。昨日は好決算を発表したマイクロソフトとメタ・プラットフォームズが大幅高となり上昇してスタートしたものの、トランプ米大統領がインドやブラジルに高率の関税を課すと発表したことや、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて利下げ期待が後退したことも引き続き重しとなり主要3指数がそろって下落して終了した。ダウ平均は330.3ドル安(-0.74%)と4日続落し、S&P500とナスダック総合は朝方に取引時間中の史上最高値を更新したものの、S&P500は0.37%安と3日続落し、ナスダック総合は0.03%安とわずかながら反落した。引け後の動きでは決算が予想を上回ったアップルが時間外で2%超上昇したが、アマゾン・ドット・コムはガイダンスが嫌気され時間外で6%超下落した。
今晩はトランプ関税の猶予期限を迎えることで関税を巡るニュースが注目されるほか、今後の利下げ見通しを巡り、寄り前に発表される7月雇用統計が注目される。7月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が11.0万人増と6月分の14.7万人増から減少が見込まれ、失業率は6月の4.1%から4.2%に悪化が見込まれている。やや弱い目の結果となれば利下げ期待の高まりが相場の支援となることが期待される。このほか、7月ISM製造業PMIの発表もあり、足もとの景況感にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは7月雇用統計、7月ISM製造業PMIなどのほか、7月S&Pグローバル製造業PMI確定値、7月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にエクソン・モービル、モデルナ、シェブロンなどが発表予定。(執筆:8月1日、14:00)