今晩は決算発表に注目。昨日は7月ISM非製造業PMIが改善予想に反して悪化し、スタグフレーション懸念が強まったことや、トランプ米大統領が米国に輸入される半導体や医薬品に関税を課す方針を示したことで主要3指数がそろって下落。ダウ平均が61.90ドル安(-0.14%)、S&P500が0.49%安、ナスダック総合が0.65%安となった。引け後の動きでは4-6月期の売上高が市場予想を上回ったものの、利益が予想を下回ったアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が時間外で6%超下落した。一方、アリスタ・ネットワークスは決算が予想を上回り、時間外で13%高と急伸した。
今晩は決算発表に注目する展開か。先週末の7月雇用統計や昨日の7月ISM非製造業PMIの悪化を受けて景気減速懸念が強まったことや、関税問題の不透明感が引き続き上値の圧迫要因となることが見込まれる中、主要企業の決算発表が焦点となりそうだ。前日引け後に決算を発表したAMDは、利益が予想を下回り株価は時間外で6%超下落した。一方、アリスタ・ネットワークスは決算が予想を上回り、時間外で13%高と急伸した。今晩は寄り前にマクドナルド、ウォルト・ディズニー、ウーバー・テクノロジーズなどが発表予定で、決算結果やガイダンスに要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、米10年債入札など。企業決算は寄り前にマクドナルド、ウォルト・ディズニー、ウーバー・テクノロジーズ、引け後にオキシデンタル・ペトロリアム、ドアダッシュ、エアビーアンドビーなどが発表予定。(執筆:8月6日、14:00)