今晩はホームデポの決算発表に注目。昨日は金曜日のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演や翌日からの主力小売株の決算発表を控えた様子見姿勢が強まり、主要3指数がそろってほぼ横ばい。ダウ平均が34.30ドル安(-0.08%)と小幅に反落し、S&P500も0.01%安とわずかながら2営業日続落。ナスダック総合は0.03%高とわずかながら3営業日ぶりに反発した。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したパロアルト・ネットワークスが時間外で約5%上昇した。
今晩の取引では9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が引き続き支援となることが期待されるものの、週末金曜日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演を控えた様子見姿勢の継続も予想され、上値も重い展開か。決算発表では寄り前にホームセンター大手のホームデポが発表予定で、トランプ関税による個人消費や企業業績の影響に要注目となる。また、水曜日以降もロウズ・カンパニーズ、ターゲット、TJXカンパニーズ、ウォルマート、ロス・ストアーズなどの小売大手の決算発表が続く。
今晩の米経済指標・イベントは7月建設許可件数、7月住宅着工件数など。企業決算は寄り前にホームデポ、メドトロニック、引け後にキーサイト・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:8月19日、14:00)