今晩は米経済指標に注目。昨日はマイクロン・テクノロジー、オラクルなどのAI関連株が続伸し、相場上昇をけん引した。ダウ平均が227.79ドル高(+0.47%)と3日続伸し、終値の過去最高値まで341.33ドル(0.70%)に迫った。ハイテク株主体のナスダック総合も0.52%高と、3日続伸した。12月月初来ではダウ平均が1.35%高となり、ナスダック総合も0.27%高とプラス圏を回復した。
今晩は翌日24日がクリスマス・イブで午後1時までの短縮取引、25日木曜日がクリスマスで休場となることで薄商いが予想されるが、来年の利下げ期待や、AI関連株の出直りトレンドなどで、こじっかりの展開か。経済指標では7-9月期GDP速報値や10月耐久財受注などが発表予定で、第3四半期期GDPは前期比年率+3.2%と、第2四半期の同+3.8%から悪化が見込まれており、10月耐久財受注も前月分の+0.5%から-1.5%に減少が見込まれている。
今晩は米経済指標・イベントは7-9月期GDP速報値、10月耐久財受注のほか、10月鉱工業生産、12月消費者信頼感指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:12月23日、14:00)
