今週のNY市場は12月雇用統計やエヌビディアCEO発言に注目。先週はダウ平均が647.68ドル安(-1.33%)と反落し、ナスダック総合も1.49%安と3週ぶりに反落した。1日がニューイヤーズ・デーの休場で、4日間の取引だったが、年初から大きく上昇したハイテク株を中心に31日まで持ち高調整売りが優勢だった。新年最初の取引の週末2日はダウ平均が5日ぶりに反発した一方、ナスダック総合がわずかながら5営業日続落した。ダウ平均採用銘柄の週間騰落率をみると、ボーイングが5.2%高となったほか、シェブロン、ナイキが3%超上昇し、キャタピラーも2%超上昇した一方、セールスフォース、IBMが4%超下落したほか、マイクロソフトが3%超下落し、シスコシステムズ、アマゾン・ドット・コム、ビザ、マクドナルド、トラベラーズ・カンパニーズ、アメリカン・エキスプレス、プロクター・アンド・ギャンブルが2%超下落となった。2025年年間ではダウ平均が12.97%高、ナスダック総合が20.36%高とともに大幅に3年続伸した。
今週は12月雇用統計などの経済指標に注目が集まる。年内最終5営業日と年初の2営業日はサンタクロース・ラリーと呼ばれ、例年株価上昇確率が高いが、12月24日からスタートした今年のサンタクロース・ラリーは2日までの6営業日でダウ平均が0.12%安、ナスダック総合が1.38%安となった。5日終了時点でマイナスとなれば、ダウ平均は9年ぶりに下落した24年末-25年新年に続いて2回連続の下落となり、ナスダック総合は4回連続の下落となる。経済指標では9日金曜日に発表される米12月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)に注目が集まる。市場予想は、非農業部門雇用者数(NFP)が6.5万人増と前回の6.4万人増からわずかに増加が見込まれ、失業率は前回の4.6%から4.5%に改善が見込まれている。失業率が大幅に悪化せずNFPが予想並みの増加となれば、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が引き続き相場の支援材料となることが期待される。このほかの経済指標は月曜日の12月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)、水曜日の12月ADP民間部門雇用者数、12月ISM 非製造業総合指数(PMI)、木曜日の新規失業保険申請件数、金曜日の1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。また、6日から9日まで開催されるテクノロジー見本市「CES2026」ではエヌビディアの、ジェンスン・フアンCEOが登壇予定で、AIを巡るフアンCEOの発言が注目される。
今晩の米経済指標・イベントは12月ISM製造業PMIなど。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:1月5日、14:00)
