今晩は決算発表と経済指標に注目。昨日は米連邦準備理事会(FRB)の独立性への懸念から下落してスタートしたが、ナスダック100指数への採用を控えたウォルマートや、オラクル、AMD、ブロードコムなどのハイテク株の一角が上昇し相場をけん引した。ダウ平均は492ドル安まで下落後、86.13ドル高(+0.17%)の49590.20ドルと3営業日続伸して終了し、取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.26%高と2営業日続伸し、昨年10月末に付けた史上最高値まで1%未満に迫った。
今晩は発表がスタートする第4四半期決算発表と米12月消費者物価指数(CPI)などの経済指標が焦点となる。決算発表は寄り前に米銀大手のJPモルガン・チェースのほか、バンク・オブ・ニューヨークメロン、デルタ・エアラインズが発表予定で、決算実績やガイダンスが注目される。金融株は2025年に大きく上昇し、昨年12月以降も好業績期待を背景に上昇が続いているため、実績やガイダンスが期待に届かない場合は利益確定売りが強まることに要警戒となる。経済指標では先行きの利下げ見通しを巡り米12月CPIが注目される。CPIの市場予想は前年比+2.7%、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも前年比+2.7%と予想されており、予想並みの上昇となれば年内2回の利下げ見通しが相場の支援となりそうだ。
今晩は米経済指標・イベントは12月消費者物価指数(CPI)のほか、12月NFIB中小企業楽観度指数、12月新築住宅販売件数、米30年債入札、12月財政収支など。企業決算は寄り前にデルタ・エアラインズ、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・ニューヨークメロンなどが発表予定。(執筆:1月13日、14:00)
