今晩は一旦反発か。昨日はグリーンランド問題を巡り、トランプ米大統領が欧州8カ国からの輸入品に2月1日から10%の追加関税をかけると発表し、6月1日から25%に引き上げるとしたことで貿易摩擦問題が嫌気された。フランスに対しては仏産ワインに200%関税を課す考えを示したことや、デンマークの年金基金が米国債投資から撤退すると報じられたこともセンチメントの急激な悪化につながった。ダウ平均は一時931ドル安まで下落し、870.74ドル安(-1.76%)で終了。ナスダック総合も2.39%安で終了し、ともに大幅2営業日続落。下落率はともに昨年10月10日以来の大きさとなった。引け後の動きではネットフリックスが時間外で5%超下落。第4四半期決算が予想を上回ったものの、2026年通期の営業利益率見通しが予想を下回ったことが嫌気された。
今晩はネットフリックスの下落が予想されることや、グリーンランド問題を巡り、米・欧の貿易摩擦問題が引き続き相場の重しとなることが予想されるものの、昨日にダウ平均とナスダック総合がともに昨年10月以来の大幅安となったことで、押し目買いの動きが強まることも期待される。アジア時間ではダウ平均、ナスダック総合ともに小幅に上昇しており、通常取引でも反発が期待できそうだ。取引時間午後には20年債入札が予定されており、入札結果を受けた米国債相場の動向にも要注目となる。
今晩は米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、12月中古住宅販売仮契約指数、20年債入札など。企業決算は寄り前にトラベラーズ・カンパニーズ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、プロロジス、ハリバートン、シチズンズ・フィナンシャル、引け後にキンダーモーガンなどが発表予定。(執筆:1月21日、14:00)
