今晩は引き続き堅調か。昨日はトランプ米大統領がグリーンランド獲得のために武力行使はしない、欧州への新たな関税発動を見送るとしたことで前日に強まった米株安、米債安、米ドル安のトリプル安が巻き戻された。ダウ平均は一時806ドル高まで上昇し、588.64ドル高(+1.21%)で終了。ナスダック総合も1.18%高で終了し、ともに3日ぶりに反発した。ただ、週初来ではダウ平均が282.10ドル安(-0.57%)となり、ナスダック総合も1.24%安と、ともに2週続落ペースとなった。年初来ではダウ平均が2.11%高となり、ナスダック総合は0.07%安となった。
今晩はグリーンランドを巡る地政学リスクの緩和や、欧・米間の貿易摩擦懸念の後退を背景に引き続き堅調な展開が予想されるが、年内の利下げ見通しを巡り11月個人消費支出(PCE)価格指数が焦点となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する11月PCE価格指数の市場予想は前月比+0.2%、前年比+2.7%と、それぞれ前月の+0.3%、+2.8%から鈍化が見込まれ、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数は前月比+0.2%、前年比+2.8%と、ともに前月から横ばいが見込まれている。CMEのフェドウォッチ・ツールでは58%の確率で年内2回(0.50%)の利下げが予想されており、PCE価格指数が予想通りの内容となれば年内2回の利下げ期待が引き続き株式相場の支援となりそうだ。
今晩は米経済指標・イベントは11月個人消費支出(PCE)価格指数のほか、第3四半期GDP確報値、週間新規失業保険申請件数、1月カンザスシティー連銀製造業活動指数など。企業決算は寄り前にGEエアロスペース、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、フリーポート・マクモラン、引け後にインテル、インテューイティブ・サージカル、CSXなどが発表予定。(執筆:1月22日、14:00)
