今晩は次期FRB議長人事に注目。昨日はダウ平均が55.96ドル高(+0.11%)と小幅に2日続伸した一方、ハイテク株主体のナスダック総合が0.72%安と7営業日ぶりに反落した。好決算や強い見通しを発表したメタ・プラットフォームズが10.40%高と急伸したものの、クラウドの成長鈍化や弱い1-3月期見通し嫌気されたマイクロソフトが9.99%安と急落し、オラクル、セールスフォースなどのソフトウェア株が軒並み下落した。引け後の動きでは、アップルが予想を上回る決算を発表したものの、株価は時間外で0.54%高にとどまった。
今晩の取引では5月に任期を迎えるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事が焦点となりそうだ。トランプ米大統領は「金曜日朝に次期FRB議長を発表する」と発言し、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏が優勢になったと一部メディアが報道した。ウォーシュ氏は、FRB理事時代は利下げに消極的なタカ派だったこともあり、ウォーシュ氏が次期FRB議長に指名された場合は、利下げ期待の後退が相場の重しとなることが警戒される。利下げ見通しを巡っては、寄り前に発表される12月生産者物価指数(PPI)などの経済指標にも要注目となる。
今晩は米経済指標・イベントは12月生産者物価指数(PPI)、1月シカゴ地区購買部協会景気指数などなど。企業決算は寄り前にアメリカン・エキスプレス、シェブロン、エクソン・モービルなどが発表予定。(執筆:1月30日、14:00)
