今晩は上値の重い展開か。昨日はダウ平均が166.67ドル安(-0.34%)、ナスダック総合が1.43%安とともに反落した。ダウ平均は朝方に245ドル高まで上昇し、取引時間中の史上最高値を更新したが、セールスフォースなどのソフトウェア株を中心にハイテク株から資金流出が強まったことが重しとなった。一方、生活必需品や景気敏感株などが上昇し、ウォルマートが上場来高値を更新し、ダウ輸送株指数は取引時間中と終値の史上最高値を更新した。引け後の動きでは来店客数の落ち込みや弱い見通しが嫌気されたチポトレ・メキシカン・グリルが時間外で6%近く下落し、アドバンスト・マイクロ・デバイセズは弱い1-3月期見通しが嫌気され時間外で8%超下落した。
今晩の取引では昨日にハイテク株を中心に大きく下落したことで反動高が期待されるものの、チポトレ・メキシカン・グリルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズの大幅安が見込まれることで上値の重い展開か。今晩は引け後にアルファベットの決算発表が予定されているが、昨日強まったハイテク・グロース株からバリュー株への資金シフトが継続するか否かにも要注目となる。経済指標では寄り前に発表される1月ADP民間部門雇用者数が注目される。政府一部閉鎖の影響で金曜日に予定された1月雇用統計の発表が延期されたことで、利下げ見通しを巡りADP民間部門雇用者数の注目度が高まっている。
今晩の米経済指標・イベントは1月ADP民間部門雇用者数のほか、1月ISM非製造業PMI、1月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値など。企業決算は寄り前にイーライリリー、ウーバー・テクノロジーズ、アッヴィ、引け後にアルファベット、クアルコムなどが発表予定。(執筆:2月4日、14:00)
