今晩はもみ合いか。昨日はハイテク・グロース株からバリュー株や景気敏感株などへの資金ローテーションの流れが強まったことで、ダウ平均が260.31ドル高(+0.53%)と反発した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は1.51%安と大幅に2日続落した。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も2日続落した。引け後の動きではアルファベットが時間外で小幅に下落。決算が予想を上回ったことで一時4%超上昇したが、ユーチューブの広告収入が予想を下回ったことや、AI関連の支出の急増見通しが嫌気された。ただ、AI関連の支出増加計画が好感され、エヌビディアが時間外で約2%上昇し、ブロードコムは時間外で6%超上昇した。商品市場では銀相場が時間外で13%安と再び不安定な動きとなっている。
今晩の取引ではアルファベットのAI関連投資の増加計画を受けてエヌビディアやブロードコムなどの半導体株の上昇が期待される一方、時間外で銀相場が急反落していることが相場の重しとなりそうだ。AI活用によ業績悪化見通しを受けたるソフトウェア株の下落トレンドが継続するか否かにも要注目となる。一方、昨日の相場でダウ輸送株指数が史上最高値を更新するなど、景気敏感株の堅調が続いており、景気敏感株やバリュー株への資金流入が相場の支えとなりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは1月チャレンジャー企業人員削減数、新規失業保険申請件数など。企業決算は寄り前にエスティ・ローダー、ラルフローレン、引け後にアマゾン・ドット・コムなどが発表予定。(執筆:2月5日、14:00)
