今晩はインフレ指標に注目。昨日はイラン情勢の緊迫化を受けて原油相場が大幅続伸したことが嫌気され、ダウ平均が739.42ドル安(-1.56%)と大幅に3日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合も1.78%安と4日ぶりの大幅反落となった。ダウ平均は46677.85ドルで終了し、終値で今年初めて47,000ドルを割り込んだ。週初来ではダウ平均が1.73%安、ナスダック総合が0.34%安とともに3週続落ペースとなった。
今晩はイラン紛争の長期化見通しや足もとの原油高が引き続き上値の圧迫要因となることが予想されるが、昨日の大幅安からの反発も期待される。経済指標では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する1月個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。PCE価格指数の市場予想は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比+0.4%と前月から横ばいが見込まれ、前年比では+3.1%と前月の+3.0%から上昇が予想されている。市場では3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きが確実視され、6月FOMCでも利下げ確率が20%と、利下げ期待が大きく後退しているが、PCEが大幅鈍化となれば、利下げ期待の復活が相場の支援となることが期待される。
今晩の米経済指標・イベントは1月個人消費支出(PCE)価格指数のほか、3月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値、1月JOLTS求人件数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:3月13日、14:00)
