今晩は上値の重い展開か。昨日はダウ平均が768.11ドル安(-1.63%)、ナスダック総合が1.46%安とそろって3日ぶりに大幅反落した。米2月生産者物価指数(PPI)が予想以上に上昇し、インフレ高進懸念が強まったことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて年内の利下げ期待が後退したことが重しとなった。イランとの紛争による原油価格の上昇も物価上昇懸念や景気後退懸念を強めた。ダウ平均は年初来安値を更新し、年初来ではダウ平均が3.82%安、ナスダック総合が4.69%安となった。引け後の動きでは予想を大幅に上回る増収増益決算や強い見通しを発表したマイクロン・テクノロジーが時間外で4%超下落した。
今晩は利下げ期待の後退が引き続き相場の重しとなることや、マイクロン・テクノロジーが好決算を発表したものの、利益確定売り優勢となったことでハイテク株を中心に上値の重い展開か。イラン紛争による原油高や景気悪化懸念からスタグフレーション懸念も強まっており、原油相場の動向を睨んだ神経質な展開が続きそうだ。経済指標では3月フィラデルフィア連銀業況指数、新規失業保険申請件数、1月新築住宅販売件数などが発表予定で、足もとの景気や雇用動向にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは3月フィラデルフィア連銀業況指数、新規失業保険申請件数、1月新築住宅販売件数、1月建設許可件数改定値、1月卸売売上高など。企業決算は寄り前にダーデン・レストランツ、アクセンチュア、引け後にフェデックスが発表予定。(執筆:3月19日、14:00)
