NY見通し-原油相場を睨んだ神経質な展開か

NY見通し-原油相場を睨んだ神経質な展開か

 今晩は神経質な展開か。昨日はダウ平均が469.38ドル安(-1.01%)、ナスダック総合は2.38%安となり、ともに大幅反落した。ナスダック総合は最高値から10%超の下落となり、「調整相場」入りとなった。米国とイランの停戦協議に進展がなく、紛争長期化懸念からNY原油先物価格が前日の90ドル台から94ドル台上昇したほか、原油高による物価上昇懸念から米10年債利回りが前日の4.32%から4.41%に上昇したことも嫌気された。引け後の動きでは、トランプ米大統領がイランのエネルギー施設への攻撃を当初の期限である今週金曜から4月6日まで延期すると発表した。

 

 今晩は引き続き原油相場を睨んだ神経質な展開か。トランプ米大統領がイランのエネルギー施設への攻撃を4月6日まで延期すると発表したことで、アジア時間ではNY原油先物価格が93ドル台とやや小安く推移している。米中間選挙を睨んでトランプ米大統領が早期紛争終結を目指すとの見方も強まっており、停戦協議進展期待を背景とした原油価格の上昇一服が米株の追い風となりそうだ。

 

 今晩の米経済指標・イベントは3月ミシガン大消費者信頼感指数確報値など。このほか、バーキン米リッチモンド連銀総裁、ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にカーニバルが発表予定。(執筆:3月27日、14:00)