今晩はもみ合いか。昨日はダウ平均が1325.46ドル高(+2.85%)の大幅反発し、ナスダック総合も2.80%高と大幅に6営業日続伸した。米国がイランへの攻撃を2週間停止すると決定し、イランもホルムズ海峡の封鎖を2週間解除するとし、原油相場が急反落したことが好感された。ダウ平均は昨年4月以来の大幅高を記録し、ナスダック総合は今年3月以来の大幅高となった。
今晩は昨日大幅上昇したことや、イラン情勢を巡る不透明感から上値の重い展開か。米国とイランは2週間の停戦で合意したものの、イスラエルによるレバノンへの攻撃継続などが、停戦合意に違反しているとイランが批判し、ホルムズ海峡も再開されていないもようで、正式に紛争終結に至るか否かは不透明のままだ。アジア時間ではNY原油先物価格がじり高となっており、紛争終結目途や原油相場の動向を睨んだ神経質な展開となりそうだ。経済指標では米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する2月個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。市場では年内利上げの可能性も意識されており、PCE価格指数が予想以上の伸びとなれば、利上げ懸念が相場の重しとなりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは2月個人消費支出(PCE)価格指数のほか、10-12月期GDP確報値、新規失業保険申請件数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:4月9日、14:00)
