今晩は4月消費者物価指数(CPI)に注目。昨日はダウ平均が95.31ドル高(+0.19%)、ナスダック総合が0.10%高とともに2営業日続伸した。イランが新たに提案した紛争終結案に対してトランプ米大統領が「完全に受け入れがたい」としたことで原油相場が上昇したことが重しとなったものの、マイクロン・テクノロジーやエヌビディアなどの半導体株が大幅に上昇し、相場を押し上げた。ナスダック総合は連日で取引時間中と終値の史上最高値を更新し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も連日で最高値を更新した。
今晩は米国とイランの和平協議の行方や、原油相場の動向を睨んだ神経質な展開が予想される中、足もとのインフレ動向を巡り、寄り前に発表される米4月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。4月CPIの市場予想は前月比+0.6%と3月の+0.9%から鈍化が見込まれ、前年比では+3.7%と前月の+3.3%から加速が予想されている。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIは前月比+0.3%、前年比+2.7%と、それぞれ前月の+0.2%、+2.6%から上昇が見込まれている。市場では年内の利下げ期待が大きく後退し、年内1回の利上げ見通しも強まっており、CPIが予想以上に強い結果となれば、インフレ高進懸念や利上げ見通しが強まることになり、結果に要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは4月消費者物価指数(CPI)のほか、4月NFIB中小企業楽観度指数、10年債入札、4月財政収支など。企業決算は寄り前にゼブラ・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:5月12日、14:00)
