今晩は決算控え様子見か。21日のNY株式市場は主要3指数が揃って4日ぶりに反発した。ダウ平均は前日比385.38ドル高(+0.74%)の52224.64ドル、ナスダック総合指数は1.29%高の25837.21ポイントで取引を終えた。中東情勢の緊迫化による原油相場の上昇で警戒感は続いたものの、四半期決算が市場予想を上回ったスリーエムやゼネラル・モーターズが買われ投資家心理が改善した。また、大型ハイテク企業の決算発表を前にマイクロン・テクノロジーをはじめとする半導体株が急騰し、AI関連銘柄への資金回帰が市場全体の上昇を牽引した。
今晩の取引時間中は、取引終了後に控えるメガテック(巨大IT企業)の決算発表を見極めたいとの思いから、様子見ムードが広がりやすい。「マグニフィセント・セブン」の先陣を切ってアルファベットとテスラが取引終了後に決算を発表する。AIインフラ向け設備投資の動向や需要の収益化に対する期待感から底堅い展開が予想される一方で、発表を前に積極的な売買が手控えられ、上値も限られる可能性がある。さらに、中東情勢を受けた原油相場の高止まりも引き続き警戒材料となり、決算結果の判明までは方向感を欠く展開が想定される。
今晩は主要な米経済指標・イベントはなし。企業決算は寄り前にエーティー・アンド・ティー、フィリップ・モリス・インターナショナル、GEベルノバ、引け後にインターナショナル・ビジネス・マシーンズ、テスラ、アルファベットなどが発表予定。(執筆:7月22日、14:00)
