今晩は神経質な展開か。25日のNY株式相場は上昇した。ダウ平均は前日比160.24ドル高(+0.30%)と3日続伸し、ナスダック総合も0.66%高と反発した。米長期金利の低下傾向が続いたことや、決算発表を控えたエヌビディアをはじめとする半導体株への買い戻しが相場を牽引した。一方、市場予想を下回る8月米消費者信頼感指数や米加間の関税応酬に伴う貿易摩擦懸念、ディックス・スポーティング・グッズの冴えない決算発表などが投資家心理の重しとなり、上値を抑える場面もあった。
今晩のNY株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が重視するインフレ指標である7月個人消費支出(PCE)価格指数や、取引終了後に予定されるエヌビディアの決算発表が最大の焦点となる。PCE価格指数でインフレの伸び鈍化が示されれば、利上げ見通しの後退が相場の支援となることが期待される。引け後に決算を発表するエヌビディアは、25日の取引で8営業日ぶりに反発したが、今晩の取引でもエヌビディアなどのAI関連株の買いが続くか否かが注目される。
今晩の米経済指標・イベントは7月個人消費支出 (PCE) 価格指数のほか、4-6月期GDP改定値、MBA住宅ローン申請指数、7月耐久財受注など。決算発表は寄り前にJMスマッカー、引け後にエヌビディア、セールスフォース、エイチピー、クラウドストライク・ホールディングスなどが発表予定。(執筆:8月26日、14:00)
