今晩はウォーシュFRB議長講演に注目。27日のNY株式相場は反発した。ダウ平均は前日比105.56ドル高(+0.20%)の53569.44ドルと反発し、ナスダック総合も411.15ポイント高(+1.57%)の26541.35ポイントと反発して終了した。前日引け後に好決算や強気な売上見通しを発表したエヌビディアが大幅高となり、ハイテク銘柄を中心に市場センチメントが大幅に改善した。好決算を示したセールスフォースやサイバーセキュリティ関連株も力強く買われ相場を押し上げた。翌日のジャクソンホール会議でのFRB議長講演を控えてディフェンシブ株を中心に売りが広がる場面もあったが、IT銘柄の強い買いが相場を支えた。
今晩のNY株式市場は、ジャクソンホール会議で予定されているウォーシュFRB議長の基調講演が最大の注目点となる。5月の議長就任以降、金融政策に関する具体的な言及を極力控えてきた同氏が、今後の利下げペースや政策決定の判断基準についてどのような見解を示すかに市場の関心が集中している。市場では次回9月のFOMCにおける金利据え置き観測が6割を超えているが、講演内容のタカ派・ハト派度合いによって金利や株価が急変動するリスクがある。また、ミシガン大学が発表する期待インフレ率確報値などの経済指標も相場の変動要因として注視される。
今晩の米経済指標・イベントはウォーシュFRB議長講演のほか、8月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値、2026年雇用者数ベンチマーク速報値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:8月28日、14:00)
