NY見通し-もみ合いか 経済指標は8月ISM製造業PMIなど

NY見通し-もみ合いか 経済指標は8月ISM製造業PMIなど

 今晩はもみ合いか。前日のNY株式市場はダウ平均が374.09ドル安(-0.70%)、ナスダック総合指数が0.12%安とともに2営業日続落した。米軍によるイラン拠点への攻撃公表で地政学リスクが高まり、原油価格の上昇に伴うインフレ再燃懸念から米長期金利が上昇、投資家心理の重荷となった。一方で、8月月間ではAI銘柄への買いなどが支えとなり、ダウ平均が1.34%高と5カ月続伸したほか、ナスダック総合指数も3.93%高と3カ月ぶりに反発した。

 

今晩のNY株式市場は、季節的な株安アノマリーに対する警戒感と、発表される経済指標を睨んで売り買いが交錯する展開が予想される。歴史的に9月は主要株価指数が下落しやすい月として知られており、夏休みから復帰した投資家によるポートフォリオ調整の動きが上値を抑える可能性がある。市場の関心は週末の8月米雇用統計に向かっているが、今晩発表される8月ISM製造業PMIや7月JOLTS求人件数にも注目が集まる。労働市場の需給や景況感が示されることで、9月中旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けた政策金利の見通しが改めて意識されそうだ。

 

 今晩の米経済指標・イベントは8月ISM製造業PMI、7月JOLTS求人件数のほか、8月S&Pグローバル製造業PMI確定値、7月建設支出など。企業決算は寄り前にメドトロニック、引け後にパロアルト・ネットワークスデル・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:9月1日、14:00)