今晩は米9月CPIと金融決算に注目。前日のNY株式相場は反落した。ダウ平均は一時466ドル高まで上昇したものの180.45ドル安(-0.35%)と4営業日ぶりに反落し、ナスダック総合も0.15%安と2日続落となった。大手金融機関の決算本格化に伴い、高い市場期待に対する警戒感やまちまちな決算内容を受けて売りが先行。さらに韓国株安や中国勢との競合激化を背景にマイクロン・テクノロジーなどメモリ関連株が下落したことも重荷となった。個別では、決算で医療機器部門の伸び悩みが嫌気されたジョンソン・エンド・ジョンソンが5.73%安と大幅下落し、指数を押し下げた。
今晩のNY株式市場は、米9月消費者物価指数(CPI)の発表と大手金融機関の決算発表が大きな焦点となる。9月CPIは前年比3.6%上昇と前回から伸びが加速する見通しであり、高止まりする原油価格の影響も相まってインフレ懸念が再燃すれば、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策見通しに影響を与える可能性がある。また、取引開始前にはバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーなどの決算が控える。市場の期待値が高水準にあるため、好決算であっても利益確定売りが先行するリスクがある一方、底堅い企業業績が確認されれば相場の下支え要因となる。
今晩の米経済指標・イベントは9月CPIのほか、ベージュブック、MBA住宅ローン申請指数など。このほか、ボウマンFRB副議長、バーキン米リッチモンド連銀総裁の講演なども予定されている。企業決算は寄り前にバンク・オブ・アメリカ、ステート・ストリート、モルガン・スタンレー、ブラックロックなどが発表予定。(執筆:10月14日、14:00)
