NY見通し-FOMC結果、ウォーシュFRB議長会見に注目

NY見通し-FOMC結果、ウォーシュFRB議長会見に注目

 今晩はFOMC結果、ウォーシュFRB議長会見に注目。前日27日のNY株式相場は続伸した。米銀行団がAI新興企業のアンソロピックによるブロードコム製品購入に向けて630億ドル規模の融資枠を設定したと報じられ、ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が買われ相場をけん引した。また、原油価格の下落も投資家心理の改善に貢献した。ダウ平均はボーイングの急落が重荷となったものの、キャタピラーやゴールドマン・サックス・グループなどの上昇が支えとなり、前日比15.99ドル高(+0.03%)の52,377.57ドルと小幅に続伸。ナスダック総合指数は1.18%高と続伸して取引を終了した。半導体株はブロードコムが4.00%高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.60%高と大幅に3日続伸した。

 今晩のNY株式市場では、取引時間午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とその後のウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見に注目が集まる。FOMCでは政策金利の据え置きが見込まれるものの、声明文やウォーシュFRB議長の記者会見から今後の金利見通しを探る展開となりそうだ。また、取引終了後にはアルファベットやマイクロソフトが決算を発表する予定であり、足元で期待が高まるAI関連投資の持続可能性や収益性を見極めたい意向が強い。重要イベントの見極めを前に様子見姿勢も強まりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、ウォーシュFRB議長記者会見など。企業決算は寄り前にバイオジェン、ガーミン、引け後にアルファベット、マイクロソフト、フェデックスなどが発表予定。(執筆:10月28日、14:00)