NY見通し-今週は米中間選挙やアップル決算、10月雇用統計に注目

NY見通し-今週は米中間選挙やアップル決算、10月雇用統計に注目

 今週のNY市場は米中間選挙やアップル決算に注目。先週のNY市場は主要指数がそろって下落した。ダウ平均が0.85%安と4週ぶりに反落し、ナスダック総合も2.00%安と3週続落となった。週前半はアンソロピックのIPO申請や半導体株高、FOMCでの金利据え置きを好感して3日続伸した。しかし週後半は、アルファベットのキャッシュフロー赤字やアマゾン・ドット・コム、インテルの暗い決算・見通しを受けてAI・ハイテク株が急落した。週末にかけては3日の米中間選挙に向け、民主党が上下両院で過半数を制する可能性を示す世論調査が報じられ、政策変化への警戒感も浮上している。

 

 今週は3日の米中間選挙や大型決算、10月雇用統計が相場の焦点となりそうだ。中間選挙ではデータセンター規制や防衛費などの政策変化が警戒される一方、アノマリー面では11月株高の期待も残る。決算発表ではS&P500採用銘柄の約135社が発表を予定しており、月曜引け後のアップルやパランティア・テクノロジーズ、火曜引け後のAMDなどの内容が注目される。足元でメガキャップの失望感が強まる中、アップルがハイテク株の好転材料となれるかが重要だ。マクロ面では金曜発表の10月雇用統計が最大の焦点であり、失業率4.2%程度で労働市場の堅調さが示されれば、相場の持ち直しを後押しする可能性がある。

 

 今晩の米経済指標・イベントは10月S&Pグローバル製造業PMI確定値、10月ISM製造業PMIなど。企業決算は寄り前にフォックス、エスティ・ローダー、引け後にアップル、パランティア・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:11月2日、14:00)