【NY市場:4月11日】
★コインベース・グローバル<COIN>
・2025/4/10(木)終値169.62ドル-7.47ドル
・著名投資家キャシー・ウッド氏のARK ETF(上場投資信託)が1万1,849株(約209万ドル相当)を追加購入したことが判明
・引き続き、暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームに対して強気の姿勢を維持
・時間外取引では小動き
★ジロー・グループ<ZG>
・2025/4/10(木)終値60.84ドル-4.12ドル
・当初特定の購入者のみに公開された「非公開物件」を、ジローの販売リストに掲載することを禁止すると発表
・ジローは「どの物件もすべての購入者に販売されるべき」として、事前に「非公開物件」として販売する行為は消費者に損害を与え市場に混乱を招くと主張
・公開リストに載せる前に「非公開物件」として販売するのは、不動産業者や仲介業者が利益を得ようとするいわばおとり商法だと非難
・時間外取引では下落
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/4/10(木)終値39,593.66ドル-1,014.79ドル
◎11日の米国株はもみ合いか
◎東京市場の大幅安に続き、週末の買い手控えムードが予想されるほか、トランプ大統領がメキシコに関税強化の姿勢を見せており、米国株先物は下落したものの、そのあとプラス圏に浮上
◎取引開始前に発表される3月生産者物価指数(PPI)で、インフレ鈍化が示されれば、利下げ期待から株価の下支えとなる可能性も
◎朝方は金融大手が決算を発表。業績予想やコメントにより相場が上下に振れる可能性も
◎トランプ大統領がメキシコに対する制裁や関税を警告。両国間で水資源を分配する条約に違反して「テキサス州の農家から水を盗んでいる」と主張
◎トランプ大統領が相互関税の一時停止発表前に「今が絶好の買い時だ!」とSNSへ投稿した件でインサイダー取引の疑惑が浮上。民主党議員は証券当局に調査を要求
◎中国の景気刺激策と米中貿易摩擦の解決への期待から、香港ハンセン指数は4連騰の見込み。中国、インド、台湾、ベトナムなどの株価指数も上昇。ドイツ、フランスなども若干プラスでスタート
◎ゼネラル・モーターズ<GM>、あるアナリストが投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げ。米関税政策が価格上昇と生産の混乱を招く可能性があると指摘
◎フォード・モーター<F>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げ。米自動車販売と世界の自動車生産の見通しも下方修正
◎アクセンチュア<ACN>、米国防長官が総額51億ドルのITサービス契約の解除を命令。「無駄な支出であり、約40億ドルの節約になると推定される」とコメント
◎アルファベット<GOOGL>、傘下のグーグルがアンドロイドとピクセル・グループで数百人の従業員を解雇と報道
◎テスラ<TSLA>、米国で航続距離が延長された新型サイバートラックを高価格帯で発売すると発表、従来のサイバートラックよりも約1万ドル高い
◎テスラ<TSLA>、中国向け販売サイトで輸入車「モデルS」と「モデルX」の新規注文受付を停止した模様と報道、上海工場で製造されている「モデルY」と「モデル3」は引き続き注文可能
◎NY金先物が3,200ドル超えで最高値更新。金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア<GLD>)なども引き続き堅調か
◎主な決算発表: JPモルガン・チェース<JPM>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>、モルガン・スタンレー<MS>
◎注目の経済指標: 3月生産者物価指数、4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
(2025年4月11日16時50分執筆)