【NY市場:4月30日】
★スターバックス<SBUX>
・2025/4/29(火)終値84.85ドル+0.95ドル
・2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は市場予想を下振れ
・2025年1-3月期の世界の既存店売上高は前年同期比1%減、米国の売上高は同4%減に改善
・カナダと中東での取引成長がプラスであり、中国市場では安定の兆しが見られるとコメント
・時間外取引では大幅下落
★スナップ<SNAP>
・2025/4/29(火)終値9.09ドル+0.26ドル
・2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上振れ
・月間アクティブユーザー数は9億人に到達
・マクロ経済の不確実性を理由に、2025年4-6月期業績予想の開示は見送り、2025年12月期業績予想は取り下げ
・時間外取引では大幅下落
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/4/29(火)終値40,527.62ドル+300.03ドル
◎30日の米国株はもみ合いか
◎東京市場は小幅続伸で5連騰。アジア市場は小動きまちまち。欧州市場は小幅上昇スタート。時間外取引で米国主要株価指数の先物取引は小幅安。S&P500とNYダウは6連騰だけに、好材料なければ上値は重い展開か
◎朝方に予定される国内総生産(GDP)速報値や個人消費支出(PCE)の結果次第では米国の利下げ期待が強まり、株価の下支えとして機能する可能性も
◎トランプ大統領は自動車関連の25%の関税について、控除や他の関税の免除を通じて負担を軽減する大統領令に署名、供給網の国内回帰を進める時間を確保する狙い
◎トランプ政権は人工知能(AI)用半導体の輸出規制について、バイデン前政権が導入した既存の枠組みを撤廃し、各国との個別協定方式に切り替えることを検討していると報道
◎アップル<AAPL>、組織見直しの一環としてグローバル渉外業務と音楽部門の管理体制をそれぞれ再編することがわかったと報道
◎マイクロソフト<MSFT>、マスターカード向けにオンラインでの買い物や支払いをAI(人工知能)エージェントが代行する新プログラムを開発中
◎クリスパー・セラピューティクス<CRSP>、著名投資家キャシー・ウッド氏のARK ETF(上場投資信託)が、日次報告書で9万2,782株を売却したことが判明。連日での株式放出
◎アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、著名投資家キャシー・ウッド氏のARK ETF(上場投資信託)が日次報告書で7,786株を取得し、保有株数は75万492ドルになったことが判明
◎エヌビディア<NVDA>が時間外取引で-2.05%下落。取引先のスーパー・マイクロ・コンピューターが29日引け後に冴えない決算を発表
◎ブラックストーン<BX>がソフトウェアなどを手がけるスフィアを30億ドルで売却することを検討中と報道
◎ビザ<V>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。四半期配当は増配、2025年9月期業績予想は楽観的な見方を維持、時間外取引では上昇
◎ファースト・ソーラー<FSLR>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は市場予想を大幅に下回った。国内生産能力の拡大継続を表明、時間外取引では大幅下落
◎ブッキング・ホールディングス<BKNG>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。代替宿泊施設と航空券予約が堅調、顧客体験を向上させる新しい人工知能(AI)機能導入を表明、時間外取引では下落
◎コスター・グループ<CSGP>の2025年1-3月期売上高は前年同期比12%増、一株当たり利益は市場予想を下回り一転赤字に。時間外取引では小動き
◎モンデリーズ・インターナショナル<MDLZ>の2025年1-3月期売上高は市場予想を下回った。一株当たり利益は市場予想を上回った。時間外取引では上昇
◎主な決算発表: オートマチック・データ・プロセッシング<ADP>、キャタピラー<CAT>、ヤム・ブランズ<YUM>、KLA<KLAC>、マイクロソフト<MSFT>、クアルコム<QCOM>、コグネックス<CGNX>、メタ・プラットフォームズ<META>など
◎注目の経済指標: 1-3月期国内総生産(GDP)速報値、3月個人消費支出(PCE)
(2025年4月30日16時45分執筆)