【NY市場:5月19日】
★エヌビディア<NVDA>
・2025/5/16(金)終値135.4ドル+0.57ドル
・ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が、中国向けに販売する次のチップは既存のHopperシリーズではないと発言し、新製品を開発中であることを示唆
・米国政府が「ホッパーH20」チップの中国向け販売を制限したことを受け、中国市場への対応を検討しているとした上で「ホッパーはもう改造できないのでホッパーではない」と言及
・時間外取引では下落
★メタ・プラットフォームズ<META>
・2025/5/16(金)終値640.34ドル-3.54ドル
・個人データをAI(人工知能)モデルの精度向上に活用する試みに関し、欧州当局や非営利団体が反発しており、オーストリアのプライバシー保護団体がメタに対する新たな異議申し立てを行ったと報道
・メタはEU(欧州連合)域内で2024年6月にこの試みを一時停止した後、欧州データ保護会議(EDPB)が12月に示した見解を受け「法的要件を満たしていることを認められた」と主張し、再開する計画を発表していた
・時間外取引では下落
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/5/16(金)終値42,654.74ドル+331.99ドル
◎19日の米国株は下落スタートか
◎東京市場は3日続落。アジア市場も下落。欧州市場は下落スタート。時間外取引で米国主要株価指数の先物取引は下落。米国株はここのところ上昇が続いているので上昇一服か
◎格付け会社ムーディーズが、米国の信用格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」へ1段階引き下げ。米連邦債務や利払い増加を反映させたとしており、米国経済が関税の影響を受ける中で、短期的に国内総生産(GDP)成長率が鈍化する可能性が高いと指摘
◎トランプ大統領はウォルマート<WMT>が関税引き上げを理由に値上げを行う意向を示したことに対し、「関税のせいにしようとするのはやめる必要がある」と述べ、関税分を会社側が負担するよう求めた
◎米政権と議会が、中国で販売されるiPhoneにアリババのAI機能を搭載する計画のアップル<AAPL>とアリババの契約に懸念し精査との報道
◎エヌビディア<NVDA>のファンCEOが、台湾で開催中のアジア最大級のエレクトロニクス見本市「コンピュテックス」で、新製品や最新AI(人工知能)テクノロジーを披露
◎クアルコム<QCOM>が、エヌビディアのGPU(画像処理半導体)に接続するためのデータセンター向けCPU(中央演算処理装置)の製造を発表
◎スペイン当局がエアビーアンドビー<ABNA>に、6万5,000件以上の物件の掲載削除を命じたとの報道
◎チャーター・コミュニケーションズ<CHTR>は、ケーブルテレビ大手のコックス・コミュニケーションズを買収すると発表取引時間中に統合協議を行っているようだと報じられていたものです
◎主な決算発表: なし
◎注目の経済指標: 4月景気先行指数
(2025年5月19日17時00分執筆)